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三重県新型コロナウイルス「緊急警戒宣言」 発出

三重県新型コロナウイルス「緊急警戒宣言」 発出

4月20日（火）三重県新型コロナウイルス「緊急警戒宣言」が発出されたようです。
そもそも発出とは何なのでしょうか！？調べてみますと、
「発出（はつで）」と似た言葉には「発令（はつれい）」があり、それは法令や辞令、指示などの一定の規則や法律に基づき発される指令の意味になります。一方、発出は物事や状態が外に現れることを意味し、意味する範囲が広い点が発令との違いであり、また発令では命令としての意味を含み、発出ではそうした意味は含まないようです。
よって、発出は命令ではないのですが、受けた側（三重県人として）はしっかりと理解して、行動していきたいですね。
それでは、今回ここでは、何故このタイミングで「発出（はつで）」されたのか！？をご紹介します。

まず、県内の感染者数は、３月下旬から増加傾向となり、４月以降も高い水準で推移しているようです。
特に重症者数が急増し、重症者用病床占有率は２０％を超え、病床占有率も50％を超えている状況です。
重症者の治療には人員、設備など様々な面で医療機関に負担がかかり、これ以上重症者が増加すると、比較的症状の軽い方の治療や、通常の医療にも影響が及びかねず県民の皆様の命にかかわる危機的な状況となります。

また、感染力が強く、重症化しやすいと指摘されている変異株による感染者が増加し、急速に従来株と置き換わりつつあります。死亡事例が発生するとともに、クラスターの中にも感染者が含まれるなど、変異株に対する最大限の警戒が必要です。

併せて、年末年始の移動による感染を十分に抑えきれなかったため、１月に入り感染者が増加し、第3波の長期化につながったことも教訓とする必要があります。感染者数が増加傾向となった 3 月下旬以降においては
・県外が感染経路と考えられる感染が多数発生
・寮における共同生活、勤務後の懇親会などを含む事業所に関連するクラスターが複数発生
・外国人住民の方の感染が多数発生
といった傾向がみられます。

県外においては、生活文化圏を共有する名古屋市がまん延防止等重点措置の対象区域となり、隣接している奈良県や和歌山県において４月以降１日あたりの感染者数が過去最多となるなど、近隣県でも感染状況の悪化がみられ、警戒を強める必要があります。

こうした状況を受け、県民のかけがえのない命を守り、必要な方が必要な医療を受けられる体制を確保できるよう、『三重県指針』ver．１０を緊急的に強化し、“三重県新型コロナウイルス「緊急警戒宣言」”が発出されたのです。

個人的には、自分の周りに感染者が全くいないので、あまりピンときていないのもあるのですが、しっかりと理解し、気をつけていきたいですね。皆さまは如何でしょうか？

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